栃木産業保健総合支援センターは、厚生労働省所管の独立行政法人労働者健康安全機構が運営する全国47都道府県に設置された産業保健総合支援センターの1つで、平成5年から労働者の健康確保を図るため、事業場で産業保健活動に携わる産業医、産業看護職、衛生管理者をはじめ、事業主、人事労務担当者などの方々に対して、経験豊富な専門スタッフが産業保健に関する様々な相談、実践的かつ専門的な研修、最新の産業保健情報の提供等、事業場の産業保健活動の活性化を図る拠点として活動しています。
また、産業保健総合支援センターの地域窓口として、地域産業保健センターを県内8か所の医師会内に設置しています。地域産業保健センターでは、労働者数50人未満の産業医の選任義務のない小規模事業場の事業主やそこで働く労働者を対象として、労働安全衛生法で定められた健康診断結果に基づく医師からの意見聴取や脳・心臓疾患のリスクが高い労働者に対する保健指導などの産業保健サービスを無料で提供しています。
なお、企業規模で常時50人未満の小規模事業所を優先しますので、いわゆる大企業の支店、営業所等の常時50名未満の事業所は、基本的に支援の対象に含めないこととしており、本社等で選任されている産業医等の協力を得られるようお願いします。また、本事業は、事業場による自主的な産業保健活動の実施・定着を図ることを目的としており、新規の事業場を優先的に支援対象とすることから、中小企業の小規模事業場であっても、継続的に支援の提供を続けるのではなく、お断りする場合があります。
栃木産業保健総合支援センターは、ワンストップサービスによる「産業保健スタッフの活動へのサポート」や「小規模事業場の事業主やそこで働く人への産業保健サービス」を通じて、すべての人が健康で元気に働けることを目指しています。
皆さまのご利用をお待ちしております。
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