栃木産業保健総合支援センターは勤労者の健康確保を図るため、産業保健に携わる皆様のお役に立てるよう努力しております。
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とちぎ産保メルマガ 第79号(平成26月7月1日発行)


2014/07/03 15:10

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◆□◆□◆  とちぎ産保メルマガ  第78号(平成26月7月1日発行)
□◆□◆□ ホームページ http://www.tochigis.johas.go.jp/
            発行:独立行政法人 労働者健康福祉機構 栃木産業保健総合支援センター
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□■□INDEX■□ 本号の主な内容 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

1.【産業保健関係情報】

2.【産業保健セミナーのご案内】

3.【認定産業医研修のご案内】
 
4.【コラムリレー】  「私の大切な人たち」 岡本 由利子 相談員(カウンセリング担当) 


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1.【産業保健関係情報】
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は担当する機関等へ直接お問合せ下さい。)

〇「労働安全衛生法の一部を改正する法律が、平成26年6月25日に公布されました。」
 この法律は、化学物質による健康被害が問題となった胆管がん事案などの労働災害の状況を踏まえ、労働者の安全と健康を確保するために、労働安全衛生対策の一層の充実を図ることを目的にしたものです。
 労働衛生に係る改正法のポイントは、下記のとおりです。
 (改正法のポイント)
  1 化学物質管理のあり方の見直し
    特別規制の対象にされていない化学物質のうち、一定のリスクがあるものなどについて、事業者にリスクアセンメントを義務付けました。
  2 ストレスチェック制度の創設
   (1)医師、保健師などによるストレスチェックの実施を事業者に義務付けました。(ただし、従業員50人未満の事業場については当分の間努力義務とされました。)
  (2)事業者は、ストレスチェックの結果を通知された労働者の希望に応じて医師による面接指導を実施し、その結果、医師の意見を聴いた上で、必要な場合には、適切な就業上の措置を講じなければないないこととされました。
  3 受動喫煙防止対策の推進
    労働者の受動喫煙防止のため、事業者及び事業場の実情に応じ適切な措置を講じることが努力義務とされました。 

○労働安全衛生法が改正されました〜労働災害を未然防止するための仕組みを充実します〜 
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=200457

○平成25年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」を公表〜精神障害の労災請求件数が1,409件(前年度比152件増)と過去最多〜 
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=200529

○ジメチル−2,2−ジクロロビニルホスフェイト(別名DDVP)等に係る労働者の健康障害防止のための規制強化 
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=199933

○粉じん障害防止規則の一部を改正する省令の施行について
http://www.tochigis.johas.go.jp/topics/2014/07/01/001136.html

〇三菱マテリアル(株)四日市工場爆発事故を踏まえた、関係業界団体への文書の発出について 
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=200495

〇労働安全衛生法に基づく免許証や技能講習修了証をお持ちの方へ重要なお知らせ
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/140603-1.pdf

○労働災害発生状況 (全国)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=200541

○労働災害発生状況(栃木労働局 平成26年5月末現在)
http://tochigi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/tochigi-roudoukyoku/toukei/eisei/eisei1_h26a.pdf

〇「働きやすい・働きがいのある職場づくり」に役立つ各種ツール(ポータルサイト、事例集、調査報告書)を作成しました 
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=199849

○働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』
 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』は、平成25年度の厚生労働省委託事業として、社団法人日本産業カウンセラー協会が受託して開設しています。(社団法人日本産業カウンセラー協会こころの耳ポータルサイト運営事務局)
 http://kokoro.mhlw.go.jp/

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2.【産業保健セミナーのご案内】

  ※参加は全て無料です。筆記用具をご持参下さい。
  ※当連絡事務所へお車でお越しの方は、連絡事務所所有の駐車場がありませんので、お近くの有料駐車場をご利用下さい。(ご負担願います。)

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☆『メンタルヘルス事例検討会』

講 師:メンタルヘルス担当 遠乗秀樹 相談員  
日 時:平成26年7月4日(金) 15:00〜17:00
場 所:MSCビル 5階共用会議室(宇都宮市大通り1-4-24)
セミナー概要
  心の健康問題により休職中の労働者の職場復帰や、休みがちなメンタル不全者にどのように対応すればよいかなど、メンタルヘルスの担当者が日常困っていることなどを、気楽に話合い、その中でよりよい解決につなげます。「メンタルヘルスの総論よりも、すぐ職場で使える知恵を」をテーマに皆さんから持ち込まれた個別事案などにどう対応するかなどを考える会です。
 事例検討の実績を積んだ精神科医がフリートーキング方式でアドバイスします。
 (特に個別事案がなく同席だけで参加されている方もいますので、気楽に参加してください。)
*参加申込みはこちらから  https://www.tochigis.johas.go.jp/m/e/application.php 

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《編集後記》
   おかげ様で、平成26年4月1日から、3事業が一元化され総合支援事業としてスタートして3か月が経過しました。まだまだ、新たな事業の枠組みや内容等についてPR不足で、皆様からは様々なお問い合わせをいただきながらも、何とか各事業を推進させていただいています。
  去る6月、サッカーのブラジルワールドカップでは、活躍が期待されていた日本代表は、善戦も虚しくグループリーグで敗退してしまいました。グループリーグ敗退後の代表監督、代表選手、コメンテーター等からのコメントを聞いて、世界を舞台とした一発勝負の緊張した大会の試合では、メンタル面も含めて体調を良い状態に維持することが如何に重要であり、チームの選手全員のメンタルや体力面の状態が試合における技術や戦術面にも大きく影響することやメンタル面や体調の管理が難しいことを痛感させられました。
  スポーツとはステージは異なりますが、職場における産業保健活動は、「からだ」と「心」の両面を健康にし、さらに良い状態に増進していくものですが、「からだ」と「心」の健康の保持増進のための取組みや方策には、様々なものがあり、決まった方程式もなく、難しいものであると思います。
  ですが、当総合支援センターでは、このような「からだ」と「心」の健康の保持増進のための取組みを推進されている、また、模索されている事業主様を始めとする産業保健スタッフの皆様に、少しでも多くの方策やメニュー等をお示しできるよう事業を推進していたきたいと考えています。
  7月は、梅雨明けの時期でもあり、熱中症の発症には特に注意が必要な時期となりますが、労働衛生管理の3管理(健康管理、作業環境管理、作業管理)の実施により、発症の防止に努めていきましょう。
  今後とも、当支援センターの事業等につきまして、何なりと、ご意見やご要望をお寄せください。よろしくお願いします。


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(独)労働者健康福祉機構  栃木産業保健総合支援センター
〒320-0811 
 宇都宮市大通り1丁目4番24号 
 MSCビル4階  TEL028-643-0685 FAX028-643-0695