栃木産業保健総合支援センターは勤労者の健康確保を図るため、産業保健に携わる皆様のお役に立てるよう努力しております。
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とちぎ産保メルマガ 第83号(平成26月11月5日発行)


2014/11/06 15:57

 (特に個別事案がなく同席だけで参加されている方もいますので、気楽に参加してください。)
*参加申込みはこちらから  https://www.tochigis.johas.go.jp/m/e/application.php 

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《編集後記》
  早いもので、今年も11月に入り、残すところ2か月となりました。朝夕の寒さも一段と厳しくなってきました。
 このようななか、本年11月1日から「過労死等防止対策推進法」が施行されました。また、厚生労働省では、11月を「過重労働解消キャンペーン」期間として、過重労働を解消するための各種取組みが行われます。加えて、11月は、23日が「勤労感謝の日」です。
  改めて、「人は、何のために働くのだろうか」と頭を巡らせてみますと、私には、「生活の糧を得るため」「社会に貢献するため」「自己実現のため」といった漠然としたものしか思い浮かびません。
  でも、人が生きていくうえで、働くことは、重要なことであることは間違いのないことです。
 しかし、仕事の過重な負荷や強い心理的負荷により、脳・心臓疾患や精神障害を発症して亡くなる方が出てしまっていることは、本人はもとよりそのご家族にとって悲惨で痛ましいことですし、会社や社会にとっても大きな損失です。
 この11月を契機に、皆さんとともに、再度、人にとって「仕事とは」「生活とは」そして「健康とは」何かを考えて、過労死等を無くし、仕事と生活を調和させ、健康に働き続けることのできる社会にしていく必要があると思います。
 このような社会の実現はなかなか容易ではないと思います。昨年、労働基準監督署の職員を主人公としたドラマで、主人公は、ドイツの詩人カールブッセの「山のあなた」(山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいう)の詩を取り上げて、「幸いは必ず何処かにあると信じている。」と言っていました。私も、幸せ(解決策)は、思わぬところ、しかも身近にところにあるのではないかと思っています。
 年度も後半に入りましたが、今後とも、当支援センターをご活用いただきますようお願いいたします。
  
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(独)労働者健康福祉機構  栃木産業保健総合支援センター
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