栃木産業保健総合支援センターは勤労者の健康確保を図るため、産業保健に携わる皆様のお役に立てるよう努力しております。
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とちぎ産保メルマガ 第86号(平成27月2月3日発行)


2015/02/12 10:18

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◆□◆□◆  とちぎ産保メルマガ  第86号(平成27月2月3日発行)
□◆□◆□ ホームページ http://www.tochigis.johas.go.jp/
            発行:独立行政法人 労働者健康福祉機構 栃木産業保健総合支援センター
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 読者の皆様には、いつも当メルマガをご愛読いただきまして有り難うございます。
 平成26年度も残すところ2か月を切りましたが、今後とも各種情報をお届けいたしますので、引き続きご愛読いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

☆産業保健(メンタルヘルス対策を含む)に関する相談窓口のご利用について
 当支援センターでは、産業保健(労働衛生)についてはもとより、メンタルヘルス対策に関する窓口相談(実地相談)を無料で実施しています。
 特に、メンタルヘルス対策については、毎日午後、当支援センター内の相談室に、「精神科医」「産業カウンセラー」「臨床心理士」などの専門家を配置して、随時、相談に対応しています。
 ・メンタルヘルス対策にどのように取り組んだら良いか
 ・メンタル不調者に対して、どのように対応したら良いか(復職に際して、どうしたら良いか)
 ・ストレスを抱えているが、どのように対処したら良いか
といったご相談等がありましたら、お気軽に、電話又はご来所ください。相談日の担当は、当支援センターのホームページをご覧ください。
【産業保健相談員・相談日案内】 
  http://www.tochigis.johas.go.jp/intro/counselor/

☆メンタルヘルス対策に係る個別訪問支援等のご利用について
 当支援センターでは、「産業カウンセラー」「臨床心理士」「社会保険労務士」の資格を有された方を「メンタルヘルス対策促進員」として委嘱して、このメンタルヘルス対策促進員が個別に事業場に赴いて、
 ・個別訪問支援
 ・管理監督者向け教育
の支援を実施しています。
 「個別訪問支援」は、メンタルヘルス対策の促進についてのすべての項目について、事業場の実態に即した取組みの支援を行っています。
 「管理監督者向け教育」は、事業場の管理監督者に対して、メンタルヘルス対策における管理監督者の役割や取組事項等についての教育(研修)を行っています。
 支援回数につきましては、個別訪問支援が1年度当たり2回乃至3回まで、管理監督者向け教育が1年度当たり1回となっていますが、全て無料で行っていますので、お気軽にご利用ください。
  支援又は教育を申し込まれる場合には、当支援センターのホームページの「メンタルヘルス支援申込書」により、申込み下さい。
【メンタルヘルス支援申込書】 
  http://www.tochigis.johas.go.jp/intro/application/application.html 

□■□INDEX■□ 本号の主な内容 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

1.【産業保健関係情報】

2.【産業保健セミナーのご案内】

3.【認定産業医研修のご案内】
 
4.【コラムリレー】  「コーヒーを楽しむ」    相談員:森島 真(産業医学担当)


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1.【産業保健関係情報】
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は担当する機関等へ直接お問合せ下さい。)

【改正法令】
 ○平成26年7月31日から、屋外での岩石・鉱物の研磨・ばり取り作業も呼吸用保護具の使用対象になります
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207257

【報道関係】
 ○過労死等防止対策推進シンポジウム
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207145

 ○「STOP!転倒災害プロジェクト2015」を開始します〜休業4日以上の労働災害で最も多い「転倒災害」防止を目指し、2月と6月を重点取組期間に設定〜
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207253

 ○厚生労働副大臣が、東京電力に労働災害防止対策の徹底を求めました
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207379

 ○第2回 長時間労働削減推進本部を開催します
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207465

 ○平成26年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表 〜重点監督を実施した事業場の約半数にあたる2,304事業場で違法な残業を摘発〜
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207503

 ○規格不適合の業務用防じんマスクの流通が判明 〜製造者が防じんマスクとフィルターの回収・交換を行っています〜
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207505

 ○膀胱がん・喉頭がん・肺がんと放射線被ばくに関する医学的知見を公表します 〜労災請求を受け、国際的な報告や疫学調査報告などを分析・検討して報告書を取りまとめ〜
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207545

 ○「アルバイトの労働条件を確かめよう!」のキャラクターデザインを募集します 〜キャラクターを活用し、学生にアルバイトの労働条件を確認するよう促していきます〜
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207547

 ○働き方改革(長時間労働の抑制・年次有給休暇の取得促進)を支援する「働き方・休み方改善ポータルサイト」を1月30日に開設します 〜働き方改革の「取組事例」21社を公表〜
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207595

 ○平成27年度全国安全週間のスローガンの募集について
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207141

 ○「職場のパワーハラスメント」に係るポスター、リーフレット、ハンドブック 〜労働条件関係のページに「職場のパワーハラスメント」に係る周知・広報用リーフレット、ポスター等が掲載されました〜
  http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/leaflet_jouken.html

【政策分野】
 ○感染性胃腸炎(特にノロウイルス)
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=206855
 
  ○インフルエンザ啓発ツール
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=206935

【審議会等】
 ○第1回過労死等防止対策推進協議会 議事録(2014年12月17日)
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207405

 ○平成26年度第3回化学物質のリスク評価検討会の開催について
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=206945

 ○第2回 組織の変動に伴う労働関係に関する研究会 資料
  http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207603

 ○第2回職場の受動喫煙防止対策に係る技術的留意事項に関する専門家検討会」資料 〜平成27年1月7日(水)に開催された、「第2回職場の受動喫煙防止対策に係る技術的留意事項に関する専門家検討会」の資料が公開されました〜
  http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000070593.html

【統計情報】
 ○労働災害発生状況(全国・1月)
   http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=207259

 ○労働災害発生状況(栃木労働局・1月)
  http://tochigi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/jirei_toukei/_81851/roudou_saigai.html


【関係機関情報】
■就労ほっとコール(就労ピアサポーターの無料電話相談)
 働きながら治療を続けるためにはどうしたらよいか。がん治療に伴う経済的な不安や雇用継続への不安などに対して、がんを経験した社会保険労務士、産業カウンセラー、キャリアカウンセラーなどがご本人、ご家族からの電話相談に応じています。(事前予約制)
 http://workingsurvivors.org/secondopinion.html
 (一般社団法人CSRプロジェクト)

○働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』
 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』は、平成25年度の厚生労働省委託事業として、社団法人日本産業カウンセラー協会が受託して開設しています。(社団法人日本産業カウンセラー協会こころの耳ポータルサイト運営事務局)
 http://kokoro.mhlw.go.jp/

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2.【産業保健セミナーのご案内】

  ※参加は全て無料です。筆記用具をご持参下さい。
  ※当支援センターへお車でお越しの方は、支援センター所有の駐車場がありませんので、お近くの有料駐車場をご利用下さい。(ご負担願います。)

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☆『職場の人間関係向上で、『メンタルヘルス対策』へ』

講 師:カウンセリング担当 岡本由利子 相談員  
日 時:平成27年2月3日(火) 14:00〜16:00
場 所:MSCビル 5階共用会議室(宇都宮市大通り1-4-24)
セミナー概要
 作成中
*参加申込みはこちらから

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☆『セルフケア 認知行動療法の基礎』

講 師:カウンセリング担当 坂寄和弘 相談員  
日 時:平成27年2月27日(金) 14:00〜16:00
場 所:MSCビル 5階共用会議室(宇都宮市大通り1-4-24)
セミナー概要
 認知行動療法は、考え方のパターン・思考パターンを自分自身で修正することで、うつ病の治療やストレスコントロールなどに効果があると言われています。今回のセミナーでは、この認知行動療法について、講義と実習によって解説していきます。
*参加申込みはこちらから 


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☆『産業保健のトピックス』

講 師:産業医学担当 湯川 悟 相談員  
日 時:平成27年3月11日(水) 15:00〜17:00
場 所:MSCビル 5階共用会議室(宇都宮市大通り1-4-24)
セミナー概要
  化学物質のリスクアセスメントの実施は、現在、産業保健のトピックスになっています。これは、印刷を行う事業場での洗浄詐欺用に従事する労働者が集団で、1,2-ジクロロプロパンによる職業性胆管がんを発症した事例を契機としています。
 今回は、化学物質の発がん性について、主に職業がんの観点から、いくつかの具体的事例を提示して、歴史的エピソードをまじえながら、予防対策についてわかりやすくお話しする予定です。興味のある方はぜひ参加してください。
*参加申込みはこちらから 


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☆『職場の5S管理と労働安全衛生マネジメントシステム』

講 師:労働衛生工学担当 岡本佳久 相談員  
日 時:平成27年3月18日(水) 15:00〜17:00
場 所:MSCビル 5階共用会議室(宇都宮市大通り1-4-24)
セミナー概要
 労働安全衛生マネジメントシステムは、職場に潜む危険源や有害物質から労働者を守ることを目的とした管理の仕組みです。この考え方を整理整頓や疲労管理などの日常の安全衛生管理に活用することで、労働安全衛生マネジメントシステムをより身近な活動として、労働者の理解を深めることが期待できます。
 安全衛生マネジメントシステムを応用した職場の5S管理の取り組みを紹介します。
*参加申込みはこちらから 


●『第三次産業職場の職場巡視 〜作業環境管理・作業管理〜』
講 師:労働衛生工学担当 秋葉一好 相談員  
日 時:平成27年3月12日(木) 15:00〜17:00
場 所:MSCビル 5階共用会議室(宇都宮市大通り1-4-24)
(産保セミナーと併催:概要はセミナーを参照してください。)
単 位:生涯(専門)2単位 「基礎」はありません。
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4.【コラムリレー】 
  
   「コーヒーを楽しむ」    相談員:森島 真(産業医学担当)  
 
  30年前、勤務先の大学病院内に、コーヒーの木が置かれていた。あまり日が当らない場所にあったせいか、数える程しか実がついていなかった。コーヒーが好きだったので、赤くなったところで2、3個失敬して、フライパンで煎ってみたが、1杯のコーヒーを飲むには全然足りなかった。その後、ホームセンターなどでコーヒーの木を買い求め、何度か栽培を試みたが、実をつける前に枯らしてしまうばかりで、自家製コーヒーを味わうことはできなかった。ただ、観賞用の植木としては重宝したと思う。
 今でも毎日、数杯のコーヒーを飲んでいる。半年前、コーヒーメーカーが古くなったので、ミル付きのものに買い替えた。それまでは、ある外資系チェーン店で、コーヒー豆を挽いてもらっていたのだが、今度は家で豆を挽いて飲めるようになった。挽きたてを飲むと、香りが明らかに違う。長年、コーヒーミルを買わなかったことが悔やまれた。
 それから間もなく、生豆を焙煎して売ってくれるお店を発見した。試しにトラジャとモカを買ってみたところ、あまりの風味の違いに驚いてしまった。改めて、今まで買っていたチェーン店の豆を見てみると、豆の大きさがばらばらで、小さい豆や割れた豆が焦げてしまっていた。中煎りと深煎りのブレンドと思えばいいのかもしれないが、豆本来の風味がわからずに飲んでいた自分が恥ずかしかった。
 とはいえ、口に入るときにはほとんど影響がなかったのだ。なぜなら、私にはコーヒーをストレートで飲む習慣はなく、いつも、2割ほど牛乳を入れて飲むからだ。煎り過ぎたコーヒーも、牛乳で割ると意外とおいしく感じる。コーヒーの楽しみ方は、人それぞれだと思う。
  

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