５．まとめ

当調査研究は､家庭用のﾃﾞｼﾞﾀﾙﾋﾞﾃﾞｵで撮影したが､ﾋﾞﾃﾞｵﾗｲﾄを使用することにより､拡散状況の観察が十分可能である事が判明した｡

今後事業所の衛生担当者が当方法により溶接ﾋｭｰﾑ発散状況を撮影し､職場のﾐｰﾃｨﾝｸﾞや労働衛生教育等の会合で､作業者や職長にﾋﾞﾃﾞｵを見せ､同作業に従事する作業者及び関連作業者の作業管理や作業環境管理を進める上で有効活用していただきたい｡

視覚に訴えることは理解に十分なものと考えられる｡

６．参考文献

労働福祉事業団　神奈川産業保健推進ｾﾝﾀｰ：ﾀﾞｽﾄﾗﾝﾌﾟ方法によるｴｱﾛｿﾞﾙ観察ﾏﾆｭｱﾙ